低度情報化社会 Ultra Low-level Information Society
低度情報化社会 Ultra Low-level Information Society
低度情報化社会 Ultra Low-level Information Society
光文社 光文社
¥ 1,000
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ウイニー―情報流出との闘い (宝島社新書)
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円の未来 Yen's Future (光文社ペーパーバックス)
■この書籍そのものが低度情報化社会の産物か? 評価5 日付2007-09-292005年〜2007年あたりのウェブとウェブの影響を悲観的な視点で描いている。「情報の宝庫を扱い損なっている人間」の姿をmixi、2ちゃんねる、ライブドア、ケータイ、Web2.0、韓国などを引き合いに説いている。
ウェブを"なんだかすごい世界"だと思ってきた人達にとっては新たな視点であろうし、ウェブで"痛い目に合った"人や"マスコミを嫌う"人にはウェブの世界で痛い目に合わない心がけを想起する内容です。
少し後味の悪さを感じたことに著者が想像する高度な情報化社会の姿に言及していないのです。低度情報化社会の姿を裏返せば高度情報化社会が出来上がるとの前提があるのでしょうけれど解釈によっては放棄したとも思われます。低度情報化社会に陥っている人間にとってはそうではない世界(高度な情報化社会)について考えるのはそんなに簡単なことではないと私は思うからです。
■独自の視点に抵抗を感じるかもしれないが、新しい視野を得られるかも 評価3 日付2007-06-18有益な情報にたどり着く以前に、すさまじい量の質の悪い情報に埋没してしまう人が多く、あまつさえ、その質の悪い情報を発信する人が前面に出てネットを蹂躙しているために、情報化社会の質は事実上低下している…。
それが本書の要旨だ。必要な情報を探す工程で、とりとめのない情報が多いWeb上のコンテンツを巡回して辟易した経験がある人は、本書で挙げられている事例に納得する箇所があると思う。
一部に筆者独自の視点による主観的な文面があるので、それに抵抗を感じる人もいるかもしれないことは事実だ。ただ、ITエンジニアの顔を持つ著者ならではのWeb2.0に対する見解は、的を得ていて注目する価値はある。Ajaxに代表される昨今のWebを支える技術の多くが、今は再編成の過渡期にあるのに、持ち上げて騒ぎ立てるのは荒唐無稽という見解は当たっているからだ。
さて、他の方が触れられているように、本書の結論はベタなものだが、人生経験豊富な人によるWeb上のコンテンツが読み応えがある事実を鑑みると、それはあながち嘘ではない。
総じて、こういう視点もあるのだ、というアプローチで本書に触れるのが妥当だろう。
■ちょっと懐かしい 評価3 日付2007-04-25挑戦的(破壊的?)な題名がつけられている本の中では
割と不満なく最後まで読めました。
筆者と思考が近い人はそれなりにいると思いますから
読まなくても支障はないですが、読んでおいて損もないです。
今、読むと。
ライブドア事件など、ちょっと懐かしいことについて
数十ページに渡り書かれており、手にとった趣旨とは違うところで
読み応えがあったかなと感じるところがあった。
筆者の主観からの記述が中心になっているため
いわゆる、俯瞰した文章を期待している人は
流し読みに、はしってしまうかもしれません。
■IT技術者から見た情報化社会・格差社会批判の書 評価5 日付2007-03-07IT技術者から見た、情報化社会・格差社会批判の書である。
ふざけた書名・著者名に嫌悪感を抱く人もいるだろうが、内容は極めて硬い。
IT技術が高度化した一方で低質の情報があふれかえり、多くの人々が思考停止状態に陥り始めていること、また、ウェブが思考停止した人々から薄く広く資金と時間を収奪する道具になっていることを述べている。この他にも本書は「Web2.0」が提唱者であるオライリーの手を離れ、次世代の「儲かる仕組み」を求めるマーケッターたちの「バズワード(空虚なお題目)」になっていることを指摘しており、「明るい未来」を描く他書とは一線を画している。
著者は情報化社会を単純に悪と見なしているのではない(「本気で使えば」ウェブは知の宝庫であることを述べている)。その中で生きていく現代人は孤独を恐れず無駄な情報をそぎ落として自分の道を模索していかなければならないということを主張している。
■古き良き時代のパソコンユーザーなら共感できるかも 評価5 日付2007-02-06昔からパソコンを使っていた人、
例えばWindows以前の人、
最近のIT系の発達のスピードについていけてますか?
Web2.0やブログが大絶賛されている中、
むしろ「最近のIT進化はどっか間違ってないかなぁ」と
なんとなく違和感を感じませんか?
そんな人はこの本を読んでみるといいかもしれません。
著者はおそらく古くからのIT関係者で、
その違和感をうまく表現しています。
昔のほうがCPU、メモリなどハード上の制約が大きかったが、
将来はあれができる、これができると
夢は限りなく大きかった。
ところが、今はCPUやメモリが何百倍と進化したのに、
実際にやっていることは日記の見せ合い…。
確かに進化したけど、いつの間にか夢はしぼんでしまった。
古いパソコンユーザーである僕はそう思います。
パソコンユーザーにも第○世代という世代観があって、
古い世代の人間は、新しい技術についていけない代わりに、
端的に言うと、新世代がバカに見えます。
「パソコンをそんなふうに使うんじゃない。けしからん」と。
古くからいるので、新世代には見えない欠陥も見抜けます。
ただ、世間にとっては、ただの時代遅れのやっかみにしか聞こえないから
その批判をうまく発信することができません。
著者はそれを代弁しているように感じます。
読んでみて考えたのは次の2点。
・パソコンユーザーにもジェネレーションギャップがある
・今のWebは過度に世俗化しており、その波に過度に迎合するのではなく、
それに対抗できる文化や哲学をWeb以外から吸収していくことが
これからの時代を生きていくために大切なこと
Webについて自分なりに考えてみたい人、読んでみてください。
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