Mac OS X は、Macintoshの持つ生来の使いやすさと、Unixの持つパワーと柔軟さの驚くべき融合である。これまでのMac OSユーザーにとって、Mac OS XはMacintoshの親しみやすい面を見せてくれるだけでなく、まったく新しい世界に飛び込ませてくれるものとなる。また、Unixから転向した人は、Mac OS Xのコアが、Free BSDと似たOSであり、多くの使い慣れたコマンドライン・アプリケーションがあることに気づくだろう。
これはすなわち、伝統的なUnixのハッキングとMac OSのノウハウの両方を合わせて使いこなすまたとない機会であるということだ。『Mac OS X Hacks』は、単に特定のmanページや、たいして役にたたないヘルプ情報を集めているだけではない。これまでのMacのパワーユーザーや、Unixのハッカーが培ってきた最強のtipsやトリック、ツールを、彼ら自身から引き出しているのである。
これらのハック手法は数分で簡単に読むことができるので、正しい答えを求めるのに何時間もマニュアルと首っぴきにならずにすむ。Mac初心者にも、長きにわたりMac OS Xやその基盤となるUnixの世界を究めているユーザーにも、『MacOS X Hacks』は、実践的な解答を直接与えてくれる。
『Mac OS X Hacks』は、オライリーの新「ハック」シリーズの3冊目の本であり、「ハッキング」を良い意味の言葉として復権させることを狙っている。ここ数年、「ハッキング」という言葉は、インターネットを妨害したり、コンピュータのセキュリティを破って、情報をかぎ回っては盗み出したりする極悪な犯罪者というイメージとともに使われている。しかし、もともとはもっと良い意味で使われていた言葉であり、今でも開発者が集まればこの言葉は本来の意味で使われる。我々の新しい「ハック」本は、コンピュータ技術に革新をもたらす、真のハッカーのスピリットで書かれている。
プログラミングMacOS X for Unix Geeks 入門Unix for Mac OS X プログラミングMacOS X for Java Geeks Mac OS X v10.4 Tiger―UNIX的徹底活用講座 [改訂版] Mac OS X ターミナルコマンド ポケットリファレンス (ポケットリファレンス) ■渋い 評価4 日付2007-07-22 Mac OS Xの渋い各種設定、ハックが紹介されている。自分のラジオステーションを作る方法(Hack 26)、iTunesをAppleScriptとPerl経由で操作する方法、さらにはmod_perlを使ってApacheでiTunesのコンテンツを公開したり操作する方法(Hack 28)、AppleScriptからシェルスクリプトを実行する方法(Hack 63)、各種サーバ(Apache, MySQL, WebDAVなど)の設定方法は役立った。決して初心者向けでも万人向けでもないと思うが、他人とはひと味違うことを試してみたいという読者には楽しめるハックが多いと思う。■明日使える豆知識をあなたに 評価5 日付2004-03-15 OSXの便利な使い方100選。目次を見ればこの本を読んで得られることが把握できるのが良い。私はFireWire経由でmacを他のmacのHDDとしてマウントする方法や、SSHデーモンの起動は初期設定の「リモートログイン」にチェック、ってのが役に立ちました。OSXは使ってるけど、unixって何?という人に特にオススメの一冊。lsやpwdなど簡単なコマンドの実行、コマンドラインエディタの使い方といった初歩的な所から丁寧に解説してくれる。逆にBSD畑からOSXに来た人には少し物足りないかも。OSX10.2を前提に書いているのでUI周りはOSX10.3では変更になっている部分も多い。⇒ もっと詳しく調べる